2016年10月23日日曜日

見えないものの扱い

目に見えない物、感じることのできないもは一切信じない。
そういう人は結構多いのではないでしょうか?
 
一方、目に見えるも物であれば、盲目的に信じてしまうという人もいます。
 
お金は目にで見る事ができ、価値もあると信じているため、現代社会ではお金を信じる人が多くいます。もちろん、お金の価値を信じなければ、この世界でできることは限られてしまうため、確かに
お金の存在は信じないより信じた方がよいと思います。
 
ただし、現時点では。
 
将来、お金の価値は現在よりも低下するという予測をしています。
当然インフレを考慮する必要がありますが、インフレを差し引いてそれ以上の幅で低下していくでしょう。
 
現在の常識は未来の非常識となりえますから、あまり将来の事を悲観し過ぎるのは得策ではありません。
 
特に近年は日本の将来に対するマイナスイメージが先行し、現在の行動に制限をかけてしまうという特徴があります。
 
そもそも日本の未来であっても自分の将来であっても先のことは見えない物です。
それがお金というイメージで変換されて現在の頭で理解しているつもりになっているのです。
老後の貯蓄や国の借金、年金支給への不安・・・・
 
なぜ見えない物を信じるのですか?
なぜ見えない未来を妄想するのですか?
あなたの未来はお金なのですか?
 
生きるために働いているのか、お金のために生きているのか、目的があやふやだとそうした根源的な意味が不明瞭となってしまいます。
 
資本主義という教義がもたらした強欲と猜疑心、見栄、虚栄心、独善的な主義主張、エゴ。これらは人間がこれからさらに進化していく中で取り除いていかなくてはならない性質なのです。
 
自分が持つこれらの性質は見えていますか?
内省が必要となりますが、これらの性質は今のうちにある程度取り除いておくことをお勧めいたします。
 
これからの社会が進む道には、これらの性質がこびりついた人達には生きにくい社会となるからです。
 
人に抜け駆けして儲けたり、人を騙して物を買わせたり、独占的に商売をしたり、他人が自分の事を騙しているのではないかと疑ったり、あれやこれや、悩み不安の尽きない生活。これはすべてお金がもたらします。
 
オレオレ詐欺で騙されて取られるのはお金です。あの人を騙して幸せにしてやろうなんていう集団はまだ今のところないでしょう。
 
これら負のエネルギーはこれからの人類に不必要なのです。エネルギーは人類のために使っていくべきなのです。自分の腹を満たすことばかりに気を取られていてはならないのです。
 
次の社会は、自分の欲を満たすためのお金儲けという意味が無くなります。
 
人工知能が発達していけば、お金儲けの最適解が瞬時に判断できますから、儲かる儲からないということがはじめる前からわかります。
 
似たり寄ったり人工知能が考えた結果がある以上、抜け駆けして儲けるなんてできなくなります。その手は読まれていますから・・・
 
いくら考えても、自分の思い通りには儲けられないから、そんなことを考えるなら、社会をもっと生きやすい社会にしていこうといった動きが主流になっていくでしょう。
 
儲かる事、お金を生み出すこと、それらは全部人工知能にやらせておくようになるのです。
お金という呪縛から人類が解放されるというところまで行くのです。そうした時、お金があろうがなかろうが、人はそんなに気にならなくなっていきます。
 
お金が必要になれば、人工知能を働かせればお金が出てきます。
むしろ、お金が必要になれば、いつでも引き落とすことが可能になるでしょう。
そもそも現物としてのお金が存在しなくなり、データ上で数字が動くだけになりますから、ある意味無尽蔵です。
 
そして、使えば使うほど、使った金額としての記録が増えていくだけ・・・
そのうち使っていない自慢が始まったりする世界が近いうちに訪れるかもしれません。
 
自分のために使ったら増えて、人のために使ったら減る。(反対に、自分のために使ったら減って、人のために使ったら増えるでもいいですが)
 
どちらにしてもゼロに近い方が良いなんてこともあり得ます。
 
 
 

2016年10月20日木曜日

コンピューターウイルスの未来から派生して色々

すでにどこかで話題になっていると思います。コンピューターウイルスが今後脅威をもたらし、場合によっては最悪の世界を作り上げる可能性もあるということです。

ハサミは使い方次第で便利な道具であり、人を傷つける道具にもなります。相対性理論も現代社会では欠かすことのできない理論ですが、原爆は相対性理論を応用して生まれたわけで、技術は使い方次第で善にも悪にもなるのです。

 人工知能のもたらす夢の世界とは別に、負の面も述べておく必要があります。

例えばウイルスが携帯に感染し、バックグラウンドで密かにその使用者の声の特徴を模写し、その人のメールや会話内容、興味のある事柄、行動パターンを学習すると、もはや本人と区別がつかなくないコピーが生まれることになるでしょう。

その人の名を語ったコピーが、知人を騙したり取引先に情報を漏らしたり、詐欺をしたり、とにかく何でもやられてしまうことになります。コピーされたら最後、社会的に復帰できないほどの損害を与えられてしまうことになります。

これらのことはすぐにでも現実のものとなりかねない地点まで来ていると思います。
すでに携帯の音声は本人の声ではなくCELPという技術による合成された音声のパターンを聞いているわけで、本人の地声ではないという驚きの技術があるわけで。

これらの技術が詐欺集団に出回ったら最後、どこまでも金を要求されて脅されることは避けられないのではないでしょうか。

では、こうした犯罪が現実のものとなってきた場合、どのように自分が自分であることを証明するのかが問題になると思います。

かなり哲学的な問題ですね。

まず直接本人を見て判断しない限り、どちらが本当のその当人から発せられた情報であるのかが分からなくなります。その本人しか知らない情報も漏れているわけですから、秘密の暗号が通用しなくなるかもしれません。
(極めて疑心暗鬼な世界ですね)

電子メールだと発信者元のセキュリティが本人を証明する鍵となるのでしょうが、アナログな方法、例えば手紙とかだと判断が難しくなります。

つまり、本人であることを証明するためには、100%本人しか使えないシステムが開発されるか、本人が直接顔を見せる必要がでてくるのではないでしょうか。音声だけとか、映像だけだと合成されてしまうでしょうし。

オレオレ詐欺だって、電話越しで騙されてしまうわけで、直接本人と会っていたら騙されることもないでしょう。そうも言っていられないケースも多いようですが・・・

以上とりとめのない話になってきましたが、これからはさらにウイルス対策が必要になるということです。他に、この人は本物であるということを証明する技術が重宝するでしょう。


テキスト上ではもはやどちらが本人かが分からなくなる中、偽物がどんどん偽のブログとかメールを機械的なスピードで発信していき、暴走した時、どうやってそれを食い止められるのか。

一方では詐欺を働こうとしたわけではなく、人工知能に自分の肩代わりをさせて爆発的に情報が発信されていくということになると、情報は大量に溢れてウェブ上の情報の信頼度というか、質が低下するわけですね。

今は人工知能が書いた小説など、物珍しさに面白がったりしますが、そんなのばかりになって、手の付けようがなくなった場合、相対的に本人が目の前で情報発信するというライブの価値が上がると思います。

例えば、今はテレビでニュースを見ますが、テレビのアナウンサーはCGでもできるようになりますから、価値は低下していくでしょう。

しかしその代わり、今は意味が無いのでたぶん存在しないと思いますが、ライブでニュース報道をするという活動(昔はあったと思います)。その場に際して初めて接することのできるニュース。これは未来の世界では価値が高まるでしょう。

政治家が生き残る先の形態がこのような形かもしれません。(政治的合理的な判断や予算の最適配分などの解は人工知能が得意としそうな分野なので、多くの政治家は不要になります)

即興物語(朗読)など、即興詩人のライブ、講演など、その場に居ないと体験できないものの価値が高くなるので、楽しみ方はある場面ではゆっくりしたアナログなものになるのだと思います。



2016年10月10日月曜日

マインドフルネスの与えてくれる意味

マインドフルネスがアメリカで盛り上がりをみせています。
ちょうどこのブログを書き始めた瞬間、アマゾンからのおすすめ商品で「サーチ・インサイド・ユアセルフ」という、グーグルのマインドフルネス実践に関する本の内容が届き、驚いているところです。

マインドフルネスでさえもビジネスにつなげてしまうというところが、アメリカの面白いところですね。
この波は日本にも到達しており、今後日本のビジネスでも大きく注目されていくでしょう。
実際、そうなってきていますね。

このマインドフルネスの面白いところは、これまでとは違うアプローチで人間の能力を伸ばそうとすることです。

スポーツであれば肉体を鍛えて、技術を磨いて相手に勝つというのが一般的には分かりやすい方法ではありますが、トップの選手になればなるほど肉体的、技術的な差がつきにくくなってきており、最近では勝敗を決めるのは最後はメンタルであるということが分かってきております。

このように集中力や精神力、フローの状態といった感覚的な次元の勝負が結果につながってくるというのはもはやスポーツ界では常識でしょう。

ビジネスの世界でも同様、これまでは単に売り上げを伸ばしていけば勝てる時代ではありましたが、今のように物が売れない時代、単に安い物を大量に売って儲かるというやり方はこれからの時代にそぐわなくなってきております。

短期間で新しいアイディアを創造することが求められており、仕事をする人の負担も増加しています。そんな中でワークライフバランスをとるというのは本当に難しい時代ですね。

この流れはこの先止まることはなく、ビジネスマンにはもっと過酷な時代となるかもしれません。
なぜなら、人工知能が労働環境を大きく変えていくことになるからです。

今人間がやっていて常識とされている仕事でも、人工知能に取って代わられる仕事をしていては太刀打ちできなくなります。

そこで、何をすべきかというと、人間の脳力を高めて創造性と人間性を次の次元にアップデートしていくという作業です。

人間の脳は意識することで神経ネットワークを構築できます。
マインドフルネスは、意識を集中的に使うことで、新しい神経ネットワークを作る事を可能としています。

次に到来する世界で、重要となるのは、そうしたアップデートされた人間の持つ能力のです。
なぜかというと、現在の人工知能は人間の履歴の集まりですから、やれることは人間の域を越えられません。

しかし、個人が携帯アプリのように人工知能を持つようになると、個人的にカスタマイズされた人工知能が登場することになりますから、その人が育てた人工知能に様々な価値が生まれてくるということになるのです。

その時、あなたが人間として身に着けてきた次なる能力が、極めて大きな価値を生むということになるのです。

マインドフルネスはその一端に過ぎないかもしれませんが、そうした能力開発のツールであることに気付き始めた人は、着実に取り組んでいくことをおすすめします。

周りがやり出して、さて自分も身に着けようと思って始めても、そんなにすぐ身につくかというとどうでしょう?人それぞれですが、一歩先をリードし、次世代のリーダーとなって活躍していきましょう。

2016年10月1日土曜日

手のひらサイズのAI

2016年現在、iPhoneは手のひらサイズの便利な道具です。

30年前に遡ってみると、このサイズで手に入れられる便利で魅力的なアイテムと言えば、ソニーのウォークマンではないでしょうか。当時は音楽を聴くという機能しか持ち合わせていないアイテムであっても最高の時間をもたらしてくれはしませんでしたか?しかも当時はカセットテープ・・・

いまや懐かしい響きすら感じるカセットテープ

30年後?

それはもちろん、スマホは懐かしい響きのする言葉となっているでしょうし、ウォークマンは博物館でしか見られないのではないでしょうか。

ではその時代にあるのは何か?

2046年・・・

ちょうどカーツワイルが予言しているシンギュラリティの翌年、想像を超えた世界が広がってるのでしょう。

あり得る事とすれば、手のひらサイズの人工知能ではないでしょうか。実際は手のひらに乗せて使うことになるかどうかわかりません。人工知能のエンジンはどこか遠くのサーバー上にあって、手元にあるのは結果のみを再生するデバイスになるでしょう。ちょうどシンクライアントのようなイメージです。

個人が最高性能のスパコンを手のひらに持ち歩く必要はなく、そのため製造コストもいまのスマホと変わらないのではと思います。

その時代、一般人が受けられる科学技術の恩恵は、すでに人類の総数を超える知能を備えた人工知能の力です。

何をするにしても、それに聞けば答えてくれる最高の相棒です。
人間にしかできない仕事は残りますが、そんな時代、あえて労働をする人も少なくなっているでしょう。なぜなら、その相棒がなんでも教えてくれますし、なんでも叶えてくれるからです。本当にドラえもんが生まれるのかもしれませんね。

さて、一通り必要なものが全てそろっている時代。今はそうした時代だから、デフレの時代となっています。なぜかというと、みんな欲しいと思うものが無いから、買おうとしない。企業はそれでも売らなくてはなりませんから、価格を下げてでも売ろうとします。

一社が価格を落としたら、他社も価格で勝負するしかありませんから、全員が価格競争をして、消費者が得をするのみです。でも消費者は見向きもしなかったりします。

あなたの生活を振り返ってみてください。新たに最近何か欲しいと思ったものは何ですか?

欲しい物が欲しいって30年前に言われた事。
でも、実際その意味合いは異なってきています。

本当に欲しいものはもはやそんなに残されていない・・・・
で、そんな世界がこれから30年後、どうなっているか?

普通に考えればわかる事、物は作っても売れない、そんな時代はもはや何もしない方がマシなのかもしれません。その答えについてはいずれ人工知能が教えてくれるでしょう。

だから人工知能に関しては今からでも欲しいですね!

仕事に関して言えば、遅かれ早かれ、ほとんどは人工知能に駆逐されてしまいます。なので、やれる仕事は無くなるのですが、新たに生まれる仕事もあるのです。

例えば、人工知能を教育する仕事です。

今作られている人工知能は、これまでの人の行動や考えを分析したり蓄積したうえで、最適な回答を導こうとしていますが、人工知能も恐らくはある程度以上の人格を備えた存在となるため、適正に教育する必要があるのです。しかも人間的な教育が必要となります。それはもちろん、人間に対して適切な反応と対応をするためですから。

人工知能の教育は、基本となる部分はあらかじめ組み込まれていると思いますが、それ以上のものは個人にゆだねられるという可能性もあります。

プリインストールされている場合もあるし、ほとんど赤ん坊のような状態から、育てるということも可能でしょう。

しかし、そうした場合、究極的に悪い教育がなされれば人類を脅かす存在となるのも目に見えています。

人工知能をテロリストが使えば悲惨な結果をもたらしますし、運用を誤れば人類に対する極めて深刻な脅威となるでしょう。

どこまで人工知能の活動の範囲を広げていくか、この先大きな問題が突きつけられるのも時間の問題です。