2016年現在、iPhoneは手のひらサイズの便利な道具です。
30年前に遡ってみると、このサイズで手に入れられる便利で魅力的なアイテムと言えば、ソニーのウォークマンではないでしょうか。当時は音楽を聴くという機能しか持ち合わせていないアイテムであっても最高の時間をもたらしてくれはしませんでしたか?しかも当時はカセットテープ・・・
いまや懐かしい響きすら感じるカセットテープ
30年後?
それはもちろん、スマホは懐かしい響きのする言葉となっているでしょうし、ウォークマンは博物館でしか見られないのではないでしょうか。
ではその時代にあるのは何か?
2046年・・・
ちょうどカーツワイルが予言しているシンギュラリティの翌年、想像を超えた世界が広がってるのでしょう。
あり得る事とすれば、手のひらサイズの人工知能ではないでしょうか。実際は手のひらに乗せて使うことになるかどうかわかりません。人工知能のエンジンはどこか遠くのサーバー上にあって、手元にあるのは結果のみを再生するデバイスになるでしょう。ちょうどシンクライアントのようなイメージです。
個人が最高性能のスパコンを手のひらに持ち歩く必要はなく、そのため製造コストもいまのスマホと変わらないのではと思います。
その時代、一般人が受けられる科学技術の恩恵は、すでに人類の総数を超える知能を備えた人工知能の力です。
何をするにしても、それに聞けば答えてくれる最高の相棒です。
人間にしかできない仕事は残りますが、そんな時代、あえて労働をする人も少なくなっているでしょう。なぜなら、その相棒がなんでも教えてくれますし、なんでも叶えてくれるからです。本当にドラえもんが生まれるのかもしれませんね。
さて、一通り必要なものが全てそろっている時代。今はそうした時代だから、デフレの時代となっています。なぜかというと、みんな欲しいと思うものが無いから、買おうとしない。企業はそれでも売らなくてはなりませんから、価格を下げてでも売ろうとします。
一社が価格を落としたら、他社も価格で勝負するしかありませんから、全員が価格競争をして、消費者が得をするのみです。でも消費者は見向きもしなかったりします。
あなたの生活を振り返ってみてください。新たに最近何か欲しいと思ったものは何ですか?
欲しい物が欲しいって30年前に言われた事。
でも、実際その意味合いは異なってきています。
本当に欲しいものはもはやそんなに残されていない・・・・
で、そんな世界がこれから30年後、どうなっているか?
普通に考えればわかる事、物は作っても売れない、そんな時代はもはや何もしない方がマシなのかもしれません。その答えについてはいずれ人工知能が教えてくれるでしょう。
だから人工知能に関しては今からでも欲しいですね!
仕事に関して言えば、遅かれ早かれ、ほとんどは人工知能に駆逐されてしまいます。なので、やれる仕事は無くなるのですが、新たに生まれる仕事もあるのです。
例えば、人工知能を教育する仕事です。
今作られている人工知能は、これまでの人の行動や考えを分析したり蓄積したうえで、最適な回答を導こうとしていますが、人工知能も恐らくはある程度以上の人格を備えた存在となるため、適正に教育する必要があるのです。しかも人間的な教育が必要となります。それはもちろん、人間に対して適切な反応と対応をするためですから。
人工知能の教育は、基本となる部分はあらかじめ組み込まれていると思いますが、それ以上のものは個人にゆだねられるという可能性もあります。
プリインストールされている場合もあるし、ほとんど赤ん坊のような状態から、育てるということも可能でしょう。
しかし、そうした場合、究極的に悪い教育がなされれば人類を脅かす存在となるのも目に見えています。
人工知能をテロリストが使えば悲惨な結果をもたらしますし、運用を誤れば人類に対する極めて深刻な脅威となるでしょう。
どこまで人工知能の活動の範囲を広げていくか、この先大きな問題が突きつけられるのも時間の問題です。
0 件のコメント:
コメントを投稿